2007年5月26日
●Webに特定少数は存在するか?
インターネット上にデータを保存する「ストレージ」を利用し、ユーザーが自分のCDなどの音楽データを保存、いつでも携帯電話にダウンロードして聴けるサービスの提供が著作権侵害に当たるかどうかが争われた訴訟の判決で、東京地裁(高部真規子裁判長)は25日、著作権侵害に当たるとの判断を示した。
はてブでは、「これはひどい」ってタグがたくさん付いてる。
俺も、この判決はどうかと思うし、先日の画像掲示板の管理人逮捕や著作権法の非親告化、ダウンロードしたら即アウトな著作権法改正を検討してる件も含めて、このままでは日本のWebサービス(Web2.0とか関係なしに、Webを利用するすべてのサービス)がなくなってしまいそうだなぁ。
#なんとなく、奈良県南部の産婦人科崩壊に近いものになりそうな悪寒・・・。
<余談>
っつかや、JASRACもgoogleとかMSみたいな巨人にいどめや。
一所懸命にアイデア出して、「これは斬新的で行けるっ!」ってがんばってる中小ばかりを敵にまわすなや!!
自分らの権益守るために裁判起こすくせに、アーティストの権益守るための裁判を起こさない、みたいな態度が気にいらへんわ・・・。
</余談>
ただ、この判決って現在の著作権法的には正しかったはず。
俺もうろ覚えなんだけど、現在の著作権にはWeb上の特定少数って考えはなく、すべてが公衆放送って扱いだったんじゃなかったっけかな?
#セキュリティの講義の1コマに著作権を取り扱ったことがあって、その時の講師の方(弁護士)と議論した記憶がある。
つまりは、「(パスワードかけようが、何がしかの認証かけようが)個人でしか利用できないWebストレージというものは存在しませんよ」「Webに一度アップしたら、それは世界中の人々と共有してるんですよ」って解釈だったはず。
でもさ、それって時代錯誤も甚だしいと思うんだけどなぁ。
そこらへんの法整備を、現在のWebをきちんと理解しているプロフェッショナルな方を中心にしたワーキンググループでおこなってほしいし、そうしないと日本のIT業界は全滅さね・・・。






